2017-06-19 詩1 決起 決起 雨上がりの朝 前方にまっすぐ光る線路は軌跡ではない 凝然とそれをみる俺は すでに深呼吸をはじめている わかるか 時間を汚さないことの 古傷に音をあげないことの 刃のように正直であることの 今日へ捺す みずみずしい俺の決起だ